★“東京の家賃相場”を名古屋・大阪と比較!(3大都市家賃比較)★

Ⅰ.東京・名古屋・大阪の家賃はどれくらい違うのか?

 

不動産や賃貸に興味深々なため,何かビジネスの種はないかとリサーチしているのだが,物件情報を見るのが実に面白い(結局ただのネットサーフィンになってしまっている).東京&名古屋&大阪と転々として来た(都落ち)経験より,“東京の家賃の高さは異常(圧倒的)”であり,家賃や住まいの話になる度にその格差っぷりを力説しているのだが,名古屋人も大阪人も地元にプライドを持っており,私の話を信じてくれない.

都心の地価が頭に入っていれば,「当たり前じゃん」の一言で終わる話なのだが,なかなか理解を得るのが難しいのだ.人は目で見たものか証拠を目の前にしないと納得しできないからね….ふと気になり,家賃相場の各都市の比較をググってみたところ,家賃水準の大まかな比較はあるが,リアルな物件の家賃比較やピンポイントの地域を対象とした情報はないようである.とするならば,私の持論を裏付ける意味でも,物件情報を紹介しながら,家賃相場を比較し考察してみたいと思う.

Ⅱ.都心の家賃は名古屋の2倍 大阪の1.5倍以上である

 

“東京:名古屋:大阪の家賃比較は 1:0.5:0.6”

私の経験から導き出した持論は上記の通りである.条件として「各都市の中心部における相場であり「分譲賃貸や高級物件」であることを前提としておきたい.

 

わかりやすく具体的な家賃価格で表してみよう.東京都心と名古屋駅と難波駅のそれぞれ最寄物件で,それなりのクオリティのマンションで一人暮らしをしようとすると,家賃の目安は以下のようになるということだ.

 

“都心(港区等)20万円:名古屋(名駅付近)10万円:大阪(難波駅付近)12万円”

 

本仮説(イメージ)は果たして正しいのか? できるだけ条件が似ている物件の事例を示しながら検証していこう!

 


<@東京「恵比寿ビュータワー」>

 

◆所在地:目黒区三田1

◆アクセス:JR山手線「恵比寿」駅 徒歩9分

◆完成年月:H6.9(1994.9)

◆住居概要:52㎡(1LDK)24階/32階建 

◆家賃:217,700円(共益費:6,000円)


<@名古屋「アクアタウン納屋橋」>

 

◆所在地:名古屋市中村区名駅5

◆アクセス:JR「名古屋」駅 徒歩12分

◆完成年月:H18.11(2006.11)

◆住居概要:50㎡(1LDK)26階/33階建 

◆家賃:117,700円(共益費:6,000円)


<@大阪「ルネッサなんばタワー」>

 

◆所在地:大阪市浪速区湊町2

◆アクセス:JR「難波」駅 徒歩5分

◆完成年月:H18.2(2006.2)

◆住居概要:52.93㎡(1LDK)21階/38階建

◆家賃:128,000円(共益費:10,000円)


Ⅲ.やはり東京の家賃は別格! (名古屋の2倍弱・大阪の1.5倍強)

 

東京と名古屋は同じUR物件,大阪は同等のUR物件の空きがなかったので,分譲賃貸物件を比較対象としたい(そのため,少々割高であることにご留意いただきたい).共益費を加えた家賃で比較すると,「恵比寿223,700円:名古屋123,700円:難波138,000円」であった.これをわかりやすい比率に直すと,

 

“東京(目黒区)20万円:名古屋(名駅付近)11万円:大阪(難波駅付近)12.2万円”

(東京:名古屋:大阪=10:5.5:6.1)

 

との結果となる.名古屋の物件が最高級であり,大阪の物件が分譲賃貸物件であることを加味すれば,私の主張する「1:0.5:0.6」相場とほとんど誤差がないことがわかっていただけるのではないだろうか?

 

想定通りの結果であり,自身も納得がいったが,にしても“なんと東京都心の家賃は高い”のであろうか.少し贅沢に一人暮らし(1LDK 50㎡)をしようと賃貸物件を借りるだけでこの値段である.「家賃に20万を払えるのは大企業の社員でもほんの一握りのTOP層だけ」であろう.一人暮らしの家賃がこれであるからして,家族3人の3LDKで都心に住むとなれば更に高いハードルとなる.加えるならば,今回比較したのは賃貸物件の一例であり,都心で分譲マンションやマイホームを取得しようとすれば,比率は3倍・4倍になるケースもあることを補足しておきたい.

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Ⅳ.東京に住む以外にも選択肢はいくらでもある

 

「都心で快適な住まいを得ることは,限られたステータスに属する者にのみ許された贅沢な特権」である.といえる.東京は金があれば(裕福であれば)楽しく快適な街であるが,平均(中流階層)であると手に入らないモノが多すぎて辛く感じる機会が多いということである.

 

身の丈以上の住宅ローンを組んだり,長時間の通勤を続けることが果たして幸せな選択であろうか? 田舎などに行かなくても政令指定都市クラスであれば,同等の利便性の高い生活は享受でき,住宅費用は半分以下となる.「衣食住」において最大の負担となる住の費用を抑えて(地方なら奮発しても都心の半額以下),食や旅行など好きなことを贅沢にできるだろう.

 

“果たして東京に住むことがベストな選択であろうか?”

 

私が都落ちして感じたのは,そんなことであり,地元や地方も悪くないということだ.というわけで,東京以外であれば名古屋も大阪も,タワーマンションに少し背伸びすれば届く価格で住めるので,検討してみることをおすすめする次第である.