★目指せ“年収1000万円”手取り収入と具体的な生活費を公開しよう★

年収1000万円

◆独身であれば「年収1000万円」で余裕のある生活を送れるが,車やマイホームを購入・維持するのは結構大変 | 年収1000万円から控除後の手取り収入を考察◆


 

昨日のZAKZAKの記事「年収1500万円以上の人はどんな生活をしているの?」を見て,ネタとしては面白いのに,記事の内容があまりにもチープな出来であることを残念に思った.無料記事なのでクオリティを求めるのは野暮であるかもしれないが,それでもこれは酷いと言わざるを得ない.記者の能力(取材力や文書力)が低いのか, 取材対象(元ネタ)が悪いのか, いずれにしてもドキュメントにおこしたりレポートするならもう少し想像力を働かせるべきなのではないだろうか? 

 

たぶん少し気のきいたブロガーなら,ずっと有益で役立つ面白い記事を書くことだろう(自分に足らない部分ね(^_^;).というわけで,せっかくの興味深いネタであるので,少しでも参考になる情報が記せるよう「年収1000万円」では具体的にどんな生活送っているの? という赤裸々な実態を紹介したいと思ふ.

 

 

◆目指せ「年収1000万円」その過程と収支◆

 

①我慢をしないで済む生活を送るには年収600万円が必要

 

大学を卒業して都心の企業に勤めるべく上京して5年が過ぎ,やっと年収が600万円を額面で超えたとき,私は気づいた.東京都心で一人暮らしの生活を送るのに,文化的で我慢のない生活を確立するためには「年収600万円」が必要である.これが大した贅沢もしなければ,節約の努力をせずにそれなりにまともな生活を送れる水準であると考えている.

 

なおこの年収は額面であり各種手当も含んだ収入であることを前置きしておく.つまり,額面で「月収35万円」「ボーナス140万円」(夏冬70万円ずつ),「家賃手当4万円」(年50万円弱)で年収が約610万円となる.金融や商社,マスコミ等の高収入企業を除く大手企業や公務員で20歳後半~30歳前半の方が該当するとイメージして貰えれば間違いないだろう.そして,年収600万円であれば,手取りは450万円~480万円程になる(私は約450万円だった.厚生年金が異常に高かった,糞っ).

 

 

この条件(年収600万円)時の支出が以下の通りである.

●固定費(定額支出)/月

家賃(渋谷区 1LDK 40㎡)

食費(1,500円×30日)

高熱水道通信費

奨学金返済

交際費(5,000円×毎週末)

雑費(日用品・美容院等)  

保険(生命保険・損害保険)

社内交遊費

-------------------------------------

小計

 

:100,000円

:45,000円

:30,000円

:20,000円

:20,000円

:15,000円

:5,000円

:5,000円

-----------------------------------

:240,000円(年額288万円)


 

●変動費および不定期支出/年

海外旅行(年1回)

衣服費(春夏秋冬各3万円)

雑費(交際費・合コン・お年玉等)

国内旅行(年2・3回)

家賃更新料(10万円/2年)

帰省費用(年2回)

医療費

書籍費

臨時支出(冠婚葬祭等)

PC・スマホ機器代(20万円/4年)

-------------------------------------

小計

 

 

:200,000円

:120,000円

:120,000円

:100,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

-----------------------------------

:840,000円


 

年間総支出:372万円 + 貯蓄:80万円 = 450万円

 

標準的ではないかもしれないが,都心住まいの年収600万円の旅行以外に趣味のない独身男の比較的堅実な生活設計である.これで自動車を持つ生活をすれば,たぶん貯蓄がまったくできなくなるだろう.というわけで,贅沢しなくとも節約せずに生活するためには年収が600万円必要というのがご理解いただけるのではないだろうか?

 

 

②「年収1000万円」あればかなり余裕のある生活が送れる(ただし独身に限る)

 

残念ながらわたくしは現在ワープア生活を余儀なくされているが,それでも一時期年収1000万円に近い収入を得ていた時があるのでその時の生活をこれまた振り返ってみたい.感覚としては「年収800万円」を超えた辺りから急に余裕が出て来たことを覚えている.

 

年収1000万円とは,額面で「月収60万円」「ボーナス280万円」(夏冬各140万円)くらいになる.この数字だけ見ると凄く裕福なように見えなくもないが,手取りは700万円~750万円程度である.つまり月々45万円+ボーナス200万円(年間)くらいね.細かい数字で恐縮だが,こんな生活を送っていた(こんな生活が送れます).

 

●固定費(定額支出)/月

家賃(タワーマンション)

食費(2,000円×30日)

交際費(10,000円×毎週末)

高熱水道通信費

奨学金返済

雑費(日用品・美容院)

保険(生命保険・損害保険)

-------------------------------------

小計

:200,000円

:60,000円

:40,000円

:30,000円

:20,000円

:15,000円

:10,000円

-----------------------------------

:375,000円(年額450万円)


 

●変動費および不定期支出/年

雑費(交際費・合コン・お年玉等)

海外旅行(年1回)

衣服費(春夏秋冬各3万円)

国内旅行(年2・3回)

家賃更新料(20万円/2年)

帰省費用(年2回)

医療費

書籍費

臨時支出(冠婚葬祭等)

PC・スマホ機器代(20万円/4年)

-------------------------------------

小計

 

 

:600,000円

:300,000円

:200,000円

:150,000円

:100,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

:50,000円

-----------------------------------

1,600,000円


 

年間総支出:610万円 + 貯蓄:140万円 = 750万円

 

実際にはMAX年収が900万円であったので,手取りは700万円弱となり,貯蓄は年収600万円の時よりも少なくなったけれども,これは個人的な問題なので,堅実な方であれば,年収1000万円あれば,それなりに贅沢したり遊んだりしても年間貯蓄は150万円以上は確実だろう.うん年収1000万円あれば潤いのある生活が送れる.

 

ちなみに年収1000万円とは,財閥系商社や大手マスコミで30歳前後(残業により大きくことなる),メガバンクで30歳前半,自動車大手で35歳前後,その他大手企業(総合電機等)だと40歳代入ってからというのがアベレージだと認識してもらって間違いないと思う.これから就職活動をする学生や結婚相手や婿捜しをしている女性は参考にしていただきたい(笑)

 

 

◆サラリーマンの平均収入では生活は苦しい(ワーキングプアとなる)

 

国税局の報道」によると,サラリーマンの平均年収は「408万円」(2013年)であるとのこと.この額は給与所得者全体の平均であり,共働き世帯や非正規雇用者も含む全体の額を均しているので,一概にはこの数字を平均的なサラリーマンの収入とするのは違和感があるが,それでも「年収400万円」というのは新卒社員や若手なら大いにあり得る額であり,都心で暮らすにはかなりしんどい収入であると言わざるを得ない.いつから日本は総中流からドロップダウンして,下流社会に突入したのだろう?

 

真面目に汗水垂らして働いて貰える収入が年収400万円だとするならば,働くことを拒否して生活保護を貰おうとする選択は確かに合理的である.だからそんな選択肢は選べないようにする仕組みがなによりも重要であるのは,以前の記事でも紹介した通りである.

 

というわけで,話が少々脱線したが,「年収1000万円」に達しなくても「年収800万円」くらいから急に余裕が出てくるので,みんなで一生懸命働きましょう☆

 

※自身の勤めている企業の賃金の限界が低いようであれば,副業や投資へ舵を切るのも選択肢.

※がしかし,投資はリスクがつきものであり,プットオプションを売ると人生破滅しかねないので要注意\(^o^)/ と経験者は語っておく(苦笑).