★ノロウィルスはマジでヤバい 症状は地獄の苦しみ 食中毒体験記★

ノロウィルスの食中毒

◆上からリバース 下からエキスプレス ノロウィルスは超危険 | 食中毒の症状は地獄の苦しみ | ノロウィルス体験記◆


 

先日胃腸風邪になりまして,1週間弱かなりしんどい思いをしました.手洗いうがいは入念にしていたにも関わらず,体が弱っていたのでしょうか? 胃腸不良を感じた瞬間,実に怯えていました.まさか「ノロウィルス」ではなかろうか? と.つい先日も浜松市内の小学校で集団食中毒があり大きなNEWSになりましたね.

 

実は7・8年前に「ノロウィルス」だと思われる食あたりになり,瀕死体験をしたため,あの悪夢がよみがえり震えてしまったのです.結果,幸いにも軽めの胃腸風邪で済みほっとしていたのですが,当時の日記を見つけましたので,辛さを少しでも知って貰い気を付けていただきたく紹介したいと思います.

 

 

◆ノロウィルス 彼に触れたらイチコロさ 食品の加熱はしっかりと◆

 

●イベリコ豚の焼肉屋へ●

 

一昔前,イベリコ豚の焼き肉を食べに行った.生ハムの「ハモン・イベリコ・ベジョータ」でも有名なあのスペインの黒豚である.このイベリコ豚を食べさせる美味い店があるという評判を聞いたのだ.「あぁ,大好きなバルセロナ!」日本人宿の「チキート」に毎夏訪れ,バカンスを楽しむのが恒例の長期休暇の過ごし方でイベリコの生ハムは好物であったため,これは行かねばと早速予約を入れお腹を空かせて訪問した.

 

メニューはイベリコ豚の各部位の焼肉がメインで,サイドメニューはつまみやサラダだけであり,イベリコ豚を前面に推していた.早速「バラ」「ロース」「ヒレ」等を注文し丁寧に焼き始めた.女の娘も焼肉も優しく接せねばならない

 

 

●豚肉のミディアムレアを勧める店員●

 

焼き始めて2・3分,店員がテーブルの脇に立ち,当店のイベリコ豚は最上級なので…とうんちくを語り,焼き過ぎないように注意を促してきた.「豚肉をしっかり焼かなくて大丈夫か?」という素朴な疑問が芽生えたので,当初私は「ウェルダン」にして食していたのだが,一緒に行った連れが「ミディアムレア」くらいの焼き加減でいと美味しそうに食べていた.繰り返すが豚肉だ.牛肉ではない.豚肉を「ミディアムレア」でいと美味しそうにほうばっている.

 

「大丈夫? もう少し焼いた方がいいんじゃないかな?」

と心配になりもっと火を通せと促したところ,「美味しいから大丈夫」と理解に苦しむ回答をする.まぁ,本人が良いならそれでいいや,と好意を仕舞い,私はしっかりと焼くことにした.しつこいようだが豚肉なのだ.豚と鳥はしっかり火を通して食べるように教育を受けている.それに,鮮度の面でこの店のイベリコ豚がそれほど上等であるとは思えなかったから.

 

すると「焼き過ぎですよ」と我がテーブルを見張っていたのか,店員が駄目な子をたしなめるように注意を促してきた.「でも…」と私が口ごたえしたところ,イベリコ豚はミディアムがおすすめであるとまた強力にプッシュしてくる.

 

 

●生肉は衛生管理が適切になされてこそ●

 

私は馬刺しや牛刺しは好物だし,ステーキもミディアムレアで食べる.生ビールも生牡蠣も好きだ.だから,加熱しないことによるそのままの素材の美味しさを味わう嗜みは理解しているつもりである.しかし,豚肉を半生で食すことに対してはどうしても抵抗があった.

 

だからこそ,最初のアドバイスを無視してじっくり焼いていたわけだ.がしかし,店員がチラチラこちらを見ており,彼女は美味しそうに半生で食べている.肉を鉄板にのせる度に店員にケチをつけられるのはたまったもんではない.そして面倒臭い気持ちが勝り,以後はミディアム~ウェルダンの間くらい,少々中心に赤味が残るかどうかくらいの焼き加減で口に運ぶことにした.店員はもっとレアで食べる彼女のスタンスを推奨していたが….そして,これが後の悪夢となる

 

確かに豚肉にしては美味いと思う.でも,豚肉はトンカツや角煮として食す方が旨みを味わえる食べ方だと個人的には思う.豚焼肉は牛焼肉には決して及ばない.そして牛と違って火を通し過ぎないことにより美味しく食べられるか? と問われれば,そんなことはない.やはりイベリコ豚は伝統的な技術と現地の気候に合わせた生ハム(ハモン・イベリコ)に加工してこそ,最高の食材ではなかろうか?

 

 

◆ノロウィルスによる食中毒が地獄の苦しみ◆

 

●吐き気と下痢が止まらない●

 

そんな疑問を抱えながら店を後にし,少々食べ過ぎて胃もたれを感じつつ就寝準備をしていたところ,突然の腹痛が襲い掛かって来た.私は胃腸が弱いため,様々な腹痛を経験してきており,ちょっとした腹痛の権威であると自負している.それでも,この腹痛の突然性はかつて経験のないものであった.しかも気持ちが悪いのだ.腹痛だけでなく激しい吐き気をもよおして,トイレから離れられなくなった.

 

「上からリバース,下からエキスプレス」

※汚い話で恐縮である.

 

食中毒にかかったのは人生ではじめてであったが,まさかこれほどまでに苦しいとは思わなかった.ちなみに,私よりさらに半生状態で食べていた彼女にはまったく異常は発生せず,その夜はいつも通り熟睡できたそうだ.私は朝まで一睡もできず,トイレとの往復を繰り返すことになった.

 

 

●回復までに3日を要す●

 

土曜日の夜中に発症し,日曜日は一日トイレ生活を送り,月曜日は幾分増しにはなっていたものの,有給休暇を取り,火曜日の朝になってやっと,なんとか通常に近い状態まで復活を果たせた.なお,病院に行こうかとも思ったが,ネットで治療法を調べたところ,水分補給&安静にすること(時間が解決)以外に直接的な対処療法はないようだったので,病院には行かず部屋で安静にしていた.彼女にポカリを大量に買ってきて貰ったので,それで凌いだ次第である.

 

2日間の地獄を味わい,食中毒の恐ろしさを身を持って体験した.頬はげっそりと窪み,3キロぐらい痩せていた.よほど焼き肉店にクレームでもつけてやろうかと思ったが,ミディアムを促されたとはいえ,それに従ったのは自分の責任であり,彼女がまったく問題がなかったことから,馬鹿らしくなって泣き寝入りすることとした次第である.

 

 

●食中毒はトラウマになる●

 

余談であるが,それからしばらく(半年間くらい)豚肉が食えなくなった.恐怖体験と苦しみが記憶に刻まれており,豚肉を見るとそれがしっかりと火の通ったトンカツであれ,拒否反応を示すのだ.それ以来口に入れるものに対し,非常にナイーブになったのは,この件がトラウマになったからだろう.

 

人生何事も経験とはいうが,知らなくて済むのであれば,一生経験しない方が良いこともいっぱいあると改めて学んだのが唯一の収穫であろうか.諸兄も豚肉に関わらず,少しでも食べ物にリスクを感じる場合は,摂取しないことも一つの英断であることをお伝えしたい.もったいないなどと無理をした結果,便器にケツと顔の両方を預ける事態になりたくないのならば.