★事故物件とは? 家賃半額のUR賃貸の事故物件に住んでみた感想★

事故物件 , 家賃半額

◆家賃半額の事故物件に住んでみませんか? | 事故物件には告知義務があり賃料減額で契約可能 | 事故物件に入居してみた記録◆


 

本日のYahooニュースに「自殺物件、入居者に説明せず契約2件」とのトピックが掲載されていて,酷い話だなぁと思うとともに,それまで知らずに不自由なく住んでいたとするならば,事実を知ることにより何が起こるだろう? と他人事ながら気になってしまいました.実は後ほど詳しく記しますが,私も以前事故物件に住んでいたことがあるんですよねー.毎晩ドキドキして眠れぬ日々を過ごしました.深夜にトイレに行くと背筋が凍るような…なんて冗談です(笑).

 

さて,賃貸業者が事故物件を入居者に告知せず契約した本件,まずは事故物件とは何か? から整理してみましょう.事故物件とは一般的に「前入居者が自殺や不慮の事故で室内でお亡くなりになった賃貸住宅」を指します.自殺や孤独死が大半なようですが,中には他殺という事例もあるようでケースバイケースと言えるでしょう.あなたはこう考えるかもしれません.なぜ前の居住者が自殺した物件に住もうと思うのか?

 

 

●事故物件は賃料が半額(UR賃貸住宅のケース)●


どうしてそんないわくつきの物件を選ぼうとするのか? その答えは簡単です.そう「賃料が割引になる」から.賃料が減額されるのであれば,前の住民が例えその部屋で自殺していようとも,気にせず(割り切って)住むという選択肢が出てくるのです.具体的な事例を私の経験を元に紹介しましょう.

①あのマンションに住みたい! と狙っている住居の空室を定期的にチェックをしていた.※家賃はやや高いが作りや立地含めて他に代えがたく魅力的な賃貸住宅であった.

②ある日希望の間取りの部屋の空室(募集されているの)を発見.しかも家賃が同等の間取りの他の部屋より安い.※安いところではなく半額であった.

③早速不動産会社(UR提携業者)に連絡.内見の申込みの電話をする.すると本部屋が事故物件であることを教えてくれた(詳しくは内見の際にお伝えしますとのこと).

④部屋の内見.なんでも首つり自殺をしたらしい.2LDKの間取りであったが,亡くなった方の年齢や性別は不明.どの部屋であったかも不明.ただし,家族の方がすぐに発見したようで,腐敗等の悲惨なケースではなかったと聞いているとのこと.

賃料は契約より2年間半額.3年目(25ヵ月目)より正規の賃料になるとのこと.契約締切の猶予は2週間.さてどうする?

 

 

●事故物件のメリットとデメリット●


本物件の元々の賃料は17万円でした.それが2年間は8万5千円で住むことができる.ちなみにタワーマンションの1室でした.もの凄く魅力的だと思いませんか? 事故物件のメリットはまさにこれでUR(公団住宅)であれば,入居時より2年間半額という大幅な賃料減額で契約が可能となります.希望する部屋に半値で入居できる.これほど懐にやさしい条件はありません.

ではデメリットはなんでしょうか? 2週間の猶予があったのでいろいろ考えてみました.まずは家賃の減額が2年間のみであること.25ヵ月目からは本来の賃料に改定されるため,住めるのは2年間限定となります.自分はその街(場所)に最大3年程度の居住予定であったため,2年という期間は若干残念ではあるものの,さして大きな欠点にはなりませんでした.

以上が現実的な懸念点であるとして,では感情的な面はいかがでしょう? 自殺者が出た住居で暮らすことによる精神的なデメリットは? 正直めちゃくちゃ悩みました.自分は幽霊とか霊的なモノを信じているわけではありませんが,ホラーとかは大の苦手でぶっちゃけチキンの怖がりなんです.そんな小心者の自分が事故物件に住めるのかと.縁起が悪いのではないかと.

 

 

冷静に考えてみると,人はいずれ死にます.自殺した方の無念や怨念がもしあるとして(そういうのを信じる人は事故物件なんてとんでもないと考えるでしょうが…),同じ部屋の別の借り手というだけで,まったく無関係な第3者に向けられるか? といえばそれは甚だ疑問であり,歴史上どれだけの人間が生き死にしてきたんだと考えれば,気にしてもしょうがないという結論に至った次第です.勢いで契約しちゃいました.

とはいえ,精神衛生上よろしいか? といえば,当初は深夜にトイレに行くのに多少びびっていましたし,節電の真逆を行くような少し暗くなると電灯をつけ,寝るとき以外はつけっぱなし! というような若干びびりな生活ではございました.気にしないといいながら,根が小心者なのでこれは仕方がないです.入居後1年少々で転勤したので短い期間でしたが,3か月くらいしてからはだんだん気にしなくなりました.

にしても不思議というか考えさせられます.人の死という事実は変わりない.でもそれが自殺なら家賃が下がり,自然死なら家賃は下がらない.そして,事故物件は一度他の借主が借りた後は何事もないように通常の料金で提供され,次の入居者への告知義務はない.知らずに事故物件に住んでいる可能性もなきにしもあらずなわけで….

 

 

●事故物件の見つけ方●

 

まとまりのない話になりましたが「お化け怖い」とか「縁起が悪い」とか気にしない方にとって,事故物件は「掘り出し物」ともいえるお得な物件です.というわけで,そもそも物件数が少なく狙って住める機会はなかなかないかもしれませんが,参考になるサイトを紹介して締めたいと思います.

 

インターネットが発達した現代ではGoogle先生に事故物件とキーワードを入力して問えば,すぐに教えてくれます.信仰もへったくれもあったもんじゃあないですね.「特別募集住宅のお知らせ」(UR住宅(関東)の募集一覧です).私が契約した数年前は2年間家賃が半額でしたが,現在は1年間半額となっているようです.その他SUUMOなんかにも事故物件一覧が掲載されていますので,その辺は上手くググっていただければと思います.

 

ちなみに「大島てる」というサイトでは全国の事故物件一覧をUPされていますので,自分が見つけた物件がこちらに掲載されていないか,事前に確認した方が良いかもしれませんね.いくら気にしないといっても,WEBで自分の住む部屋が事故物件です!と公開されているのは気分の良いものではないと思いますので.あっ,ご契約はくれぐれも自己責任でお願いしますm(_ _)m